| 犬や猫は、たくさんの危険な病気にかかる可能性があります。その中には、人間に感染すると死にいたる恐ろしいものもあります。そのようなことが起こらないように、飼主様が病気に対する正しい知識と予防策を知り、自分達そして、犬や猫を守りましょう。 |
| |
| アレルギー性皮膚炎 |
 |
 |
| 患部には湿疹のようなものが出現し、かゆみからこの患部を激しくひっかいたり舐めたりします。 |
 |
| 植物の花粉やその他の空気中の物質(アレルゲン)が原因となったアレルギー性の病気です。何が原因なのかによって季節的な発病と慢性的な発病の両方があります。 |
 |
| 病院で、何が過敏症の原因になっているのかを究明する必要があります。食事療法及び抗原の回避、薬物療法、シャンプーの使用などで治療します。 |
| |
|
| 胃炎 |
 |
 |
| 主な症状は嘔吐です。吐物には胆汁が含まれて黄色く染まっていたり、血液が混じっていたりすることもあります。 |
 |
| ストレスや細菌、ウイルス、食生活などが原因で胃の粘膜に炎症が生じた状態です。 |
 |
一度限りの嘔吐であれば、すぐに診察にお見えになる必要はありません。
しかし、頻繁に嘔吐が見られたりするようであれば診察を受ける必要があります。 |
| |
|
| 胃拡張・胃捻転症候群 |
 |
 |
| 突然腹部と胸部が膨れ上がり、口から白い泡状の唾液を大量に流すようになります。頻繁に吐くそぶりを見せますが、実際に嘔吐はしません。症状は急速に悪化し呼吸困難を起こし、やがて昏睡状態に陥り死に至ります。 |
 |
| 胃が捻転したために起こる症状です。捻転の原因は様々ですが、暴食が引き金となるケースが多いようです。 |
 |
| 非常に危険な状態なので、一刻も早く獣医師の診察を受ける必要があります。大型で胸の深い犬によく見られるとされているので、これらの犬を飼育している場合は、大量の餌を短期間で食べてしまった後などによく見られる疾患なので、餌を一時に大量に与えないようにしてください。 |
| |
|
| 咽頭炎・咽頭浮腫 |
 |
 |
| 盛んに咳をするようになり、声もいつもとは異なるものに変わってしまいます。 |
 |
| 細菌に感染する、薬物に刺激を受けるなどの理由で、咽頭部に炎症が生じた状態を咽頭炎といいます。 |
 |
| 早期の段階で診察を受け、適切な治療を行ってください。 |
| |
|
| うっ血性心不全 |
 |
 |
| 最初の段階では、湿った咳が出るのが特徴で、特に夜間や早朝、激しい運動の後などによく見られます。さらに症状が進行すると、呼吸困難や挙動不審などの症状が現れてきます。 |
 |
| 正常な血液が流れないために、肺の中に浮腫が生じることによって引き起こされる疾患です。病気の進行は、通常はゆっくりとしたものとなります。 |
 |
| できるだけ早期の時期での病気の発見と治療が望まれます。かなりはっきりとした症状が現れてからでは、もう手遅れということが多いので、普段からペットの様子には十分注意していてください。 |
| |
|
| 横隔膜ヘルニア |
 |
 |
| 呼吸困難になり、呼吸の度に腹部が大きく上下するようになります。病気にかかった動物は、触られることや横になることを極端にいやがり、横になることをしなくなります。 |
 |
| 横隔膜が破れたり穴が開いたりして、そこからは胸腔内に臓器が入り込み、その結果肺が十分に外気を吸い込んで膨張できなくなった状態です。 |
 |
| できる限り早期の段階での治療が望まれます。 |
| |
|
| 会陰ヘルニア |
 |
 |
| 肛門の横から腸や膀胱が飛び出します。そのため排便困難になり、頻繁にいきむようになります。 |
 |
| 肛門周辺の筋肉が年のために痩せてくるために起こる病気です。会陰部の筋肉の隙間から、膀胱や直腸などが飛び出してきたことにより生じるヘルニアです。 |
 |
| 速やかに獣医師の診察を受けてください。 |
| |
|
| かいせん(疥癬) |
 |
 |
| 皮膚が赤くなり硬質化する疾患です。また、患部の体毛が抜け落ちることもあります。この病気は激しいかゆみから患部を絶えず激しく掻き、患部から出血することもあります。 |
 |
| 寄生虫の1種である疥癬虫によって起こる疾患です。 |
 |
| この病気は動物だけでなく人間にも感染するためのこの病気にかかったら速やかに診察を受け、適切な治療を行ってください。 |
| |
|
| 回虫症 |
 |
 |
| フンの中に長さ数cmの白い紐のような虫が認められます。また、腹部が膨張したり、毛のツヤが悪くなったりします。幼虫が人間の身体の中を動き回ることもあるのであちこちに障害を与えると言われています。 |
 |
| 妊娠中に感染することが多いのですが、フンなどに直接触れることによってもうつることがあります。 |
 |
| 病院で診察を受け、適切な治療を受けてください。また感染した動物を触った後は手などをきれいに洗うように心がけてください。 |
| |
|
| 外耳炎 |
 |
 |
| 耳が痒いため頭を振ったり、足で掻いたりします。外耳道の皮膚は赤くただれて、悪臭のある分泌物が流れ出てきます。 |
 |
| 耳の中にたまった耳垢が原因となっておこる炎症です。 |
 |
| この病気に感染している疑いがあるときは、速やかに獣医師の診察を受けてください。放置をすると慢性化する恐れがあり、鼓膜が破れ、三半器官が異常をきたし、まっすぐ歩けなくなります。普段から、耳の中を清潔に保つことによってこの病気の発生を予防することができます。 |
| |
|
| 気管支喘息 |
 |
 |
| 乾いた感じの咳が頻繁に出て、苦しそうに見えます。症状が思いと呼吸困難になることさえあります。 |
 |
| この疾患を起こす原因は、花粉、ほこり、食物アレルギーなど様々です。 |
 |
| 獣医師の診察を受け、気管支喘息を起こす要因の究明と適切な処置を行ってください。 |
| |
|
| 狂犬病 |
 |
 |
| 不安感、恐水症状、興奮性、麻痺、精神錯乱などの神経症状が現れ、2〜7日後に昏睡期に至り、呼吸障害により死亡します。 |
 |
| ウイルスによってヒトやペットをはじめ多くの動物に感染します。このウイルスは、感染している動物による噛み傷や唾液などから感染する。 |
 |
| ワクチンをうっていないすべての哺乳類に伝染する恐ろしい病気で、もちろん人間にも感染します。一度発病すると、治療は非常に困難です。必ず、予防接種を受けるようにしましょう。 |
| |
|
| 口内炎・口内腫瘍 |
 |
 |
| 口の中に赤い炎症ができます。大量のよだれと食欲不振がみられ、口の周りを足で掻くそぶりを見せます。 |
 |
| 薬物、裂傷、歯石のたまりすぎなどで、口腔内に炎症を起こします。症状が進行すると、腫瘍になることがあります。 |
 |
| 獣医師の診察を受け適切な治療を受けてください。また、歯石がたまっているとこの疾患にかかりやすくなります。普段から、歯石を取り除くようにしましょう。 |
| |
|
| コクシジウム症 |
 |
 |
| 下痢が始まり、その便は血が混じり黒いタール状になっていることもあります。また症状が進行することにより体重が減少していきます。 |
 |
| コクシジウムという寄生虫によるもので、汚染されたフンなどから接触します。また、風に乗って周辺に蔓延していくこともあります。 |
 |
| 早急に診察を受けてください。寄生虫の駆除を行います。 |
| |
|
| サナダムシ症 |
 |
 |
| 排泄されたフンの中に、1cm前後の長さの白っぽいもの(サナダムシの体節)が混ざっているものが観察できます。また、かゆみからお尻を地面にこすりつけるような行動が観察されることもあります。 |
 |
| 条虫の寄生によります。 |
 |
| 体力を著しく消耗するので、できるだけ早期の段階で病院で診察を受け駆除を行ってください。 |
| |
|
| 子宮蓄膿症 |
 |
 |
| 初期の段階では異常なほど水を飲み、大量に排尿します。症状が重くなると、食欲がなくなり、陰部から膿や血を流したり、お腹が急に膨れたりなどの症状が見られるようになります。 |
 |
| 子宮が最近に感染し、その結果生じた大量の膿が子宮内部に蓄積されている状況です。 |
 |
| 放置して症状が進行すると手遅れになります。できるだけ早く診察を受けてください。 |
| |
|
| 歯肉炎 |
 |
 |
| 歯が真っ赤に変色し、症状が進行すると歯が抜けたりグラグラしたりします。また、口から悪臭を放つようになります。 |
 |
歯石がたまり、それが原因で歯肉に炎症が起きた状態です。
放置して症状が進行すると、歯槽膿漏になってしまいます。 |
 |
| 早期に歯科治療が望まれます。また、定期的な歯石除去を習慣づければ、予防することがあります。 |
| |
|
| 尿結石 |
 |
 |
| 頻繁に排尿しようとしますが、実際は少量しか尿が出ません。排尿を我慢することができないで、いろいろな場所で排尿してしますことがあります。症状が進行すると、排尿がまったくできなくなるので腹部に激痛が走り危険です。 |
 |
| 膀胱内や尿道に結石が生じた結果、排尿が困難になった状態です。 |
 |
| 早急に獣医師の診察を受け適切な治療を行わないと致命的になることがあります。 |
| |
|
| ノミアレルギー性皮膚炎 |
 |
 |
| 体毛が抜けて、露出した皮膚が赤くなります。一般的には背中や尾の付け根によく見られる疾患です。患部はかゆみを伴うため、病気になった動物は患部を激しくかきむしった噛みついたりするようになります。 |
 |
| ノミの唾液によるアレルギーと言われています。 |
 |
| 早めに診察を受けてください。また、普段からノミの駆除をきちんと行ってください。 |
| |
|
| パンヌス |
 |
 |
| 目の角膜が耳側から中央部に向かって黒色に濁ってきます。症状が進行すると視力を失います。 |
 |
| 自己免疫の異常が原因といわれています。 |
 |
| 早期の段階で、診察を受ければ適切な処理を行えば、治療することができます。治療には長期間かかります。 |
| |
|
| ビタミン欠乏症 |
 |
 |
| 欠乏しているビタミンの種類によって症状は様々ですが、皮膚が乾燥し、表面に赤い斑点が生じる、フケが多くなる、脱毛するなどの皮膚や体毛の異常がみられます。 |
 |
| エサの中のビタミン類含有量が不適切なために起こる欠乏症です。 |
 |
| 獣医師の診察を受け、欠乏したビタミンを補充すれば良くなっていくことが多いです。 |
| |
|
| |
| レプトスピラ病 |
 |
 |
| 嘔吐、呼吸困難、血便、筋肉の硬直による歩行困難、頻尿、食欲不振などがその主なものです。 |
 |
| レプトスピラという原虫によって感染が起ります。感染経路は病気の動物に対する接触、空中飛沫、尿などです。 |
 |
| 伝染力が強く人間にもうつる病気です。病気の疑いがある場合は、獣医師の診察を受けてください。また、ワクチンによって予防できます。よってその発生は実際にはかなり低いとされているので、あまり心配することはないようです。 |
| |
|
 |